横浜市立大学-FIGHTING SEAGULLS-

昨年からレジェンドボウルとなったOB戦が5月2日、快晴のもと行われました。

前半

現役のキックで試合開始。
キックオフからリターナー尾崎OBの好リターン。
現役は序盤から苦しい展開へ。
OBの経験豊かなオフェンスと自らの反則によりゲイン※1を許してしまう。
自陣深くからのオフェンスも簡単に止められ、尚も苦しい展開が続く。
しかしここで主将♯66渡辺と副将♯71金井のDL陣が激しいラッシュでサック※2を決め、オフェンスへ繋ぐ。
良いリズムで始まったオフェンスはWR♯83小川へのパスが成功し、陣地を回復した状態で第1Ｑを終えた。

第2Ｑ試合は進み、OBの攻撃。
TE扇さんを中心にしたパスが止まらずゲインを許すも、DB♯83小川がインターセプト※3。
そこからの現役のオフェンス、RB♯96武田と、この試合のMVPに見事輝いた同じくRB♯4石井のランでオフェンスのリズムをつかむ。
敵陣深くに入るがOBのディフェンスにより4thダウンに追い込まれる。
ここで現役はギャンブル※4を選択。
そのパスをLB細江OBにインターセプトされて得点に繋がらず。
その後はDL♯53福西のスクリーンパスのインターセプト、RB♯4石井のオープンラン※5など、随所活躍を魅せるが0‐0のまま前半終了。











後半

OBのキックで試合再開。
OBはスクイブキックを試みるも、♯58太田が前で押さえて中盤からの現役オフェンス。
TE♯44谷田へのパスなどで前進していく。
ここで膠着状態だった試合が遂に動く。
RB♯13今島がドロー プレーにより中央を抜けると、そのままOBを交わしてタッチダウン。
キックも成功し、現役対OB 7‐0
その後OBはパスで現役陣内まで攻め込むも、LB♯58太田のサック、LB♯50羽山やDL♯71金井の素早い寄りで猛攻を凌ぐ。
さらにWR♯83小川がリバースプレー※6からのタッチダウン。
キックも成功し、現役対OB 14‐0 とリードを広げる。
その後のキックオフカバーも♯4石井の激しいタックルでOBを圧倒。
完全に現役に流れが傾いたと思われたが、OBの反撃。
パスで現役陣内に攻め込むと、WRで出場の尾崎OBへのパスが通りタッチダウン成功。キックも成功し、現役対OB 14‐7 で第3Ｑ終了。



第4Ｑ、OBのキックで再開。

♯4石井がキックされたボールをキャッチすると、そのままOBを置き去りにしてリターンタッチダウン。
キックも成功し現役対OB 21‐7
完全に流れを引き戻す。
その後OBは果敢に攻めるがDL♯53福西の激しいタックル、LB♯50羽山のサック、DB♯15森と♯4石井のインターセプトで防ぎきる。
最後はWR♯83小川へのパスが通りタッチダウン。
キックも成功し、現役対OB 28‐7 で試合終了。

負け越していたOB相手に白星を飾り四年越しの雪辱を晴らした。



※1ゲイン：ボールを前に進め、陣地を獲得すること。
※2サック：QBサックの略。QBがボールを投げる前にタックルすること。
※3インターセプト：攻撃側が投げたパスを守備側がキャッチする。攻守交替となる。
※4ギャンブル：攻撃側が第4ダウンでパント（キック）せずに、攻撃すること。失敗するとその位置から相手の攻撃が始まる。
※5オープンラン：端に位置するオフェンスラインの外を走るランプレーのこと。
※6リバースプレー：ボールキャリアが走りながら逆方向に走りこむ味方にボールを渡すプレー。